時間がないわけではない。
自分のために使う時間がないだけ。
時間が取れたとしても、他のことでクタクタになってしまって
いざ何かやろうとしても体がついてこなかったり、頭がついてこなかったり。
いつもいつも自分のことは後回し。
時間ができたら
時間が取れたら
時間が空いたら
自分の人生なのにおかしいね。
やりたくないことでもやらなきゃいけないことがいっぱい。
自分で選択してきた人生だけど
思うようにならないことはいっぱいある。
人から見たら、それやらなくていいじゃん？
ってことでも自分にとってはやりたいことだったりする。
本当にやりたいことだったら疲れていてもできるでしょ？
出来ないってことは、それほどやりたいわけじゃないんじゃない？
20年前の私が言いそうなことだ。
でも50歳近くなった今は、そんなこと言えない。
現実に体と頭の衰えを感じるから。
そして、やりたいことよりもやらなきゃならないことに重きを置いている自分がいる。
家族が平穏を保つためには
妻として
嫁として
母として
娘として
妹として
などの役割を蔑ろには出来ない。
理想の生活や生き方と現実は違うものだという思い込みもある。
いつからか自分の理想は置き去りになってしまっている。
人に合わせた方が無難だから、普通は無難だから。
自分の生き方は無難でなくていいと思っている。
でも、子供たちには無難に育って欲しいと思っている。
矛盾
自分の中にたくさんの矛盾があるから、モヤモヤし続けているのね。
私は幸せだよね。不幸じゃないよね。
そんな風に思い込もうとしているのかもしれない。
そこそこ健康で、仕事もあって、夫もいて、子供もいて
文句言ったらバチ当たるよね。
そんな風に自分を納得させようとしているのかもしれない。
これ以上、何を望んでいるの？
自分勝手なことをして、家族に迷惑かけるの？
そんな声が、自分の中で覆い被さってくる。
でもそれは、私が育った環境や時代や土地がすり込んだことで私の考えではない。
成人してからもうすぐ30年になる。
大人として自分の意思で生きてきて30年も経つのだ。
子供の頃のすり込みなんて捨ててしまっても構わないはずだ。
自分の頭で考えたこと、今まで経験してきて得た学びを生かして
もっと、こうしたい！ああしたい！ということを
積極的にやっていってもいいのかもしれない。
普通はそうしないよねっということを、やってもいいのかも。
私にとって家族は大切な存在であることには違いない。
普通じゃなくても、自分なりのやり方で家族と幸せに生活すればいい。
普通とか標準とか無難とかはそろそろ考えるのやめてもいいかな。
そもそも、人生にそんな指標はいらないよね。
