以前、電子書籍のお試し版で少し読んだことはあったのですが全部は読んでいませんでした。
利用している移動図書館で見つけたので、ようやく全部読むことが出来ました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
そしたら、「まるで自分のことが書かれているかのよう」と思う場面に多々遭遇しました。
中でも一番うなずいてしまったのが『捨てるときに「クリエイティブ」にならない』 という章です。
私にとっては、これがモノを捨てられなくなる一番の原因だった事に気づかされました。
元々、モノを作ることが好きなので、使わないネックレスのパーツをバラして新たなピアスを作ったら使えるんじゃないかとか、イマイチ気に入らない服をリメイクしたらステキになるんじゃないかと挑戦したくなってしまうのです。
その上、私はモノを擬人化してしまうクセがあるのです。
もっと違う働きができるのではないか?無駄死にさせたくない。みたいな感じで「捨てる」ことに対して「哀れ」を感じてしまうのです。
もっと言えば「捨てる=死ぬ」という感じがするのです。
でも、使われないで、ホコリをかぶった状態で押し込まれている状態で、すでに「哀れ」なんですよね。そして家のあちこちにその「哀れ」が潜んでいるって、よく考えたら薄気味悪いですね。
私はミニマリストになりたいわけじゃないけれど、今よりも身軽になりたいなとは思っています。
ミニマリストの方の考え方や「捨てる方法最終リスト55!!」は参考にしたいと思うことがたくさんありました。
割と軽い感じの文章で、読みやすかったです。
読んでよかったです。