家の中に物が色々とある。
生活するには充分揃っているはず。
それでも、いつも何か欲しくなるのはどうしてだろう?
例えばバッグ。
大きいものから小さいもの、ショルダー、リュック、手提げなどのいくつものタイプのバッグを持っている。
それでも、新たに欲しいバッグを探したりするのはどうしてだろう?
満足していないから?
だとしたら、今持っているバッグを手放すことは簡単なはず。だって満足してないんだから。
でも、現実は手放せないまま。
今持っているコレでもいいけど、もっといい物があったらいいな〜という欲なのか。
より良いものが欲しい。
満足できるものがいくつも欲しい。
文字通り「欲張り」なわけですね。
人は一度手に入れたものは、もう使わなくても手放そうとしたがらない。
もう飽きているのに解放しようとしない。
これも所有欲という欲ですね。
欲自体はいいものだと思っています。
与えられるばかりで、欲しいという気持ちがなければ原動力は湧いてきませんものね。
でも、「ただの欲張りで持ち続けている物がある」ということをわかっていないとしたら、それはちょっと問題かなと思うのです。
色々なものをたくさん持っていると、裕福な気がします。
でも、たくさん持っていると管理が大変ですよね。
知らない間に自分の邪魔になってしまっているかもしれません。
物質的にスペースの邪魔になっていたり、未知なる魅力を発見する邪魔になっていたり。
もう、いらないかなと思ったら解放してあげるべきかも。
忘れてたという物も解放してあげるべきかも。
「自分のもの」という状態から解放してあげることで、自分自身が解放される気がします。
1年後、3年後、5年後、10年後…
どんな人生を送っていたいかをイメージしながら、今を満喫です。